家具付きマンションはお得なのか?家具付きマンションを選ぶ際のポイントやメリット・デメリットを徹底解説!

家具付きマンションはお得なのか?家具付きマンションを選ぶ際のポイントやメリット・デメリットを徹底解説!

家具付きマンションとは、自らで家具を調達することなく、もともと備え付きで家具があるマンションのことを言います。

分譲マンションでは、一般的に家具付き販売というものはありませんが、来訪者を案内するために作っているモデルルームを販売末期に家具付きで分譲することがあります。また、賃貸マンションでは家具付きと謳うことで、引っ越しのしやすさなどをアピールし入所者を確保することはよくあります。

では、このような家具付きマンションは、トータル的なコスト面などからお得感はあるのでしょうか?家具付きマンションを選ぶ際のポイントや、メリット・デメリットが気になります。

家具付き新築マンションを手に入れる方法

住宅を購入する際は、物件の購入費用以外にも、家具や家電の購入などで何かと費用がかさみがちです。そんな時にお得感があるのが、家具付きで販売されている物件です。家具の購入費用が浮く分、トータル的な負担が軽くなります。

しかし、新築マンションが家具付きで販売されることはまずありません。家具付きの新築マンションを手に入れる方法とは、棟内モデルルームを購入することになります。

モデルルームとは、訪れる人に実際の生活をイメージしてもらえるように、部屋のイメージに合わせた家具が備え付けられています。モデルルームの住戸も分譲する物件であるため、販売末期となると家具を付けたまま分譲となるケースが多くあります。販売業者としては家具の処分や移動には手間や費用がかかることや、家具をつけて販売することで、モデルルームとして使用した部屋にお得感を出したいという狙いがあります。

ただ、何部屋もある大きなマンションでも、モデルルームは基本的に1室のみというケースが多くあります。よって、モデルルームを手に入れるには、タイミングの見極めが重要です。

例えば、モデルルームが公開された直後には見学者が多数訪れるため、分譲されることはありません。見学者がひと段落し、完売の目途が立ってきた頃にようやく分譲されます。このタイミングを逃さず申し込めば、家具付き新築マンションを手に入れられる可能性があります。

なお、家具付き新築マンションは完成済み物件であるため、実際に購入する部屋をチェックできるというメリットもあり、「イメージと違った!」ということがありません。

家具付きマンション(賃貸住宅)を選ぶ際のポイント

家具付きマンション(賃貸住宅)は、短期で借りることが多い単身赴任者などに需要があります。供給されるエリアは、主に大企業やその支社が多い三大都市圏(東京・名古屋・大阪)や地方の主要都市(札幌・仙台・横浜・千葉・京都・神戸・福岡)となります。 それでは、家具付きマンションを選ぶ際のポイントとは何でしょうか?以下に解説していきます。

  • 上乗せされている家賃が高すぎないか確認する
  • 実際に何が付属されているのか確認する

まずは、家賃です。家具付きマンションの家賃は、周辺相場より割高になるケースが殆どとなります。これは、家具付きで直ぐにでも生活ができるなどのメリットがあるため、一般的に家主が強気な家賃設定をしているためです。また、賃貸運営時の家具の購入費など初期費用が掛かっているため、家賃にて回収するという意図があります。よって、上乗せされている家賃が周辺相場より高すぎないかを確認しましょう。

次に、実際に何が付属されているのかです。同じ家具付きマンションでも、物件により付属される家具は異なります。また物件によっては、家電製品が備わっているケースもあります。家具や家電がどの程度まで備わっているのかを、物件のホームページや内見時に確認しておきましょう。

家具付きマンションのメリット

家具付きマンションを選ぶことには、さまざまなメリットがあります。以下に3つ取り上げて解説します。

  • 家具を購入する必要がなく、費用を抑えることができる
  • すぐに新生活を迎えることができる
  • 退去時も家具などを処分する必要がなくラク(賃貸のみ)

まずは、入居時に家具を購入する手間や費用が掛かりません。分譲で家具が付いていれば、購入時に掛かる諸経費で多額の出費がある分、家具代を抑えることができ、その分を他の家電製品の購入などに充てられます。

またモデルルームの家具はインテリアコーディネーターが選んでおり、デザイン性の高い高級家具が使われていることが多くあります。よって、無条件でおしゃれな家に住むことができます。

賃貸住宅では、単身赴任など短期での滞在時は便利です。次に、家具があるのですぐに新生活を始めることができます。引っ越し屋を手配することなく、カバン1個で入居することも可能です。最後に、賃貸住宅のみとなりますが退去時、部屋にある家具や家電を処分する必要はありません。

家具付きマンションのデメリットや注意点

家具付き物件はメリットばかりではありません。当然にデメリットもあります。以下に、分譲でモデルルームを購入したケースと、賃貸住宅のケースに分けて解説します。

分譲マンションの場合のデメリット

モデルルーム使用住戸になるので、部屋内にキズや汚れがあります。 不特定多数の人が入室するモデルルーム使用住戸は、他の住戸に比べて使用頻度が高くなるのでキズが付く可能性十分あります。また、長期間家具を設置しているため、床に凹み、壁や天井に日焼けの跡が残っているケースもあります。

新築住宅とは言え、多少のキズや使用感は否めません。モデルルーム使用住戸を購入する場合には、キズ、汚れ、日焼け跡が残ることなどは周知しておく必要があります。

賃貸住宅の場合のデメリット

  • 一般的な物件より家賃が高い
  • 手軽に引っ越しできるが家具や家電は選べない
  • 家具や家電が壊れた時に修理費を負担することもある

賃貸住宅のときのデメリットは先述でも触れた家賃が割高であること以外に、家具や家電が選べないことや壊れた時に修理費を負担することもあります。家具のキズについて修復費を負担するか、家電が壊れた時の負担割合等についてなど、部屋に設置してある設備について修理費・修復費が発生したときには、どのような負担になるのかを契約時に確認しておくことが必要です。

家具付きマンションが向く人、向かない人

家具付きマンションには、向く人と向かいない人がいます。 まず、家具付きマンションが向く人は、単身赴任など短期滞在の場合です。概ね半年から2年以内の滞在であれば、家具付きマンションがお手軽でおすすめとなります。

さらに、部屋のインテリアに無頓着でインテリアコーディネートなどに拘りがない人です。また、エアコンや洗濯機も今や高機能な機種もたくさん出ていますが、これら家電製品にも拘りがない人にはおすすめとなります。

一方で、家具付きマンションが向かない人は、2年以上の長期滞在になる場合です。家賃が割高であることから、家具や家電を自らで揃えたほうがお得になるケースがあります。次に、部屋のインテリアや家電に拘り、一から揃えたい人には向きません。このような人は、部屋のインテリアに独特な拘りを持っているので、好みに合わない可能性が高いからです。

家具付きマンションと、自分で購入した場合のコストの比較

家具付きのマンションは実際にどのくらいお得感があるのでしょうか?自らで購入した場合のコストを分譲と賃貸のケースに分けて解説します。

分譲マンションの場合

住宅金融支援機構の平成23年度(2011年)「住宅取得に係る消費実態調査」によると、新築分譲マンションを購入した人が、概ね1年以内に購入した耐久消費財の平均的な金額は、118.4万円です。この耐久消費財には家具だけでなく家電も含まれていますが、この半分が家具購入費用にあてられていると仮定すると、家具の購入に平均で60万円近くかけられていることになります。

モデルルームとして使用されていた部屋には、家具が付いていても通常は価格が上乗せされません。価格を下げて販売されるケースが多くあります。よって、概ね「家具購入費用60万円+値引きされた額」がコストとしてお得感があると言えます。

賃貸住宅の場合

賃貸マンションの場合、家具付き物件を選ぶと家賃が2割~3割程度高くなります。つまり、1LDKで家賃相場10万円のエリアであれば、12万円~13万円となる計算です。つまり、月で2万円~3万円、年間で24万円~36万円程度余計に掛かることになります。

次に、自らで家具や家電を購入する場合です。1LDKの部屋に、エアコン1基(10万円)、テレビ1台(10万円)、洗濯機(5万円)、ソファー(5万円)、テーブル(5万円)、照明2基(5万円)、電子レンジ(1万円)、冷蔵庫(5万円)、カーテン(1万円)やデスク(5万円)とすると、合計は52万円となります。平均的には50万円~60万円程度掛かると言われているので、概ね居住2年程度がコスト的な損得の境目と言えそうです。

つまり、居住予定が2年以下であれば、便利で生活が直ぐ始められる家具付きマンションの検討がおすすめとなります。

普通の家に住み家具をレンタルするという選択肢もある

近年、サブスクが浸透しつつあります。サブスクとは、必要な物を必要な期間だけ借りるという考え方です。つまり、家具や家電も必要な期間だけ借りることもできます。

例えば、無印良品では暮らしの基本となる収納家具、ベッドやテーブルなどを月額定額でレンタルできるサービスを行っています。これらを利用すれば、一般的な賃貸住宅でも家具付き物件のような形で居住できます。

あなたの家はいくら?
今すぐ一括査定
無料

不動産を売るならまずは一括査定!
一度に複数の査定結果を比較できるので、より高く売れる可能性が高まります。

査定する物件の住所を入力
  • STEP
    1
  • STEP
    2
  • STEP
    3
  • STEP
    4

powered by オウチーノ × HOME4U

執筆
オウチーノニュース編集部

マイホーム購入のダンドリ、不動産売却にかかる費用、賃貸物件の探し方など、住まいの基礎知識から契約、税金といった専門的な内容までわかりやすく解説。宅地建物取引士や司法書士、税理士、FPなどの不動産・お金の専門家が、監修・執筆した記事を配信しています。
コンテンツポリシー

この記事に関するキーワード

あなたの家はいくら?
今すぐ一括査定
無料

不動産を売るならまずは一括査定!
一度に複数の査定結果を比較できるので、より高く売れる可能性が高まります。

査定する物件の住所を入力
  • STEP
    1
  • STEP
    2
  • STEP
    3
  • STEP
    4

powered by オウチーノ × HOME4U

不動産サービス