資金援助、親にどう切り出せばいい?

資金援助、親にどう切り出せばいい?

念願かなってマイホームを買うとき、親からの資金援助があれば、大いに助かることは事実。ですが、自分達から「資金援助を」と切り出すのはなかなか難しそうな……。期待できるなら、あてにできるなら、思いきって話をしてみますか?資金援助の「方法」が、あることはありますから。

両親からの資金援助を期待できる三つの方法

長年の夢がかなって、マイホームを購入することに。そのとき、親からの資金援助が受けられれば、予算も実際の自己負担も大きく減ります。資金援助が期待できる親がいるというのは有難いことですね。でも、いくら期待できる存在であったとしても、自分から「家を買う資金を出して!」と言いにくいことも事実でしょう。気まずくならない言い方、相談できそうな方法、何かないものか?まずは、資金援助の方法から、見ていきましょう。親の資金援助を受けるために選択できそうな方法は、「贈与」「借り入れ」「共有」の3種類。それぞれ、特徴があり、メリットもデメリットもあります。援助をお願いする前に、まずはそのことを簡単にでもいいから知っておきましょう。
●贈与…文字通り、援助される額をもらってしまうこと。住宅資金に関する贈与については、年間110万円までは贈与税の基礎控除対象となり、更に、平成26年までは、住宅取得等資金のうち500万円まで、贈与税が非課税となる「住宅資金贈与特例」も併せて利用できる。
●借り入れ…親に相当額を借りること。土地・建物を担保にする必要がなく、手数料など付随する負担が少ない、返済期間などに縛りが少ないなど、銀行等の金融機関から借りるより圧倒的に有利な点が多い。
●共有…親と自分でお金を出しあって購入し、登記の際に持ち分割合を決めて共同名義にすること。きちんと登記すれば、親の負担額がどんなに多くても贈与税はかからない。借り入れにかかる利息も不要。
資金援助分を頭金の一部あるいは全額に充てれば、その分、住宅ローンを借り入れる額を減らせたり、購入予算を上げたりすることができます。気が引けても、上記のどれか3種類で話を切り出してみたい!

なるべく親の負担も少なくなるように、が大切

どの方法であっても、良いところと悪いところがあるのですが、それでも、資金援助を期待できない親がいない場合よりは、圧倒的に有利なのも事実。たとえば、こんな物言いで切り出してみてはいかがでしょう。
●贈与…「住宅資金贈与特例」制度をフル活用すれば合計で最大1,610万円までは贈与税がかからないことを前置きした上で、自分達にも親にも贈与税がかからないことを、子どもがいる場合は、孫への教育資金贈与が1,500万円まで無税になる「教育資金贈与」よりも有利であることをアピール。
●借り入れ…「銀行から借りることで、金利を負担しなければならない」「金利負担をせずにマイホームを購入したい」ことを話した後、借用書と借入金利の設定が必要である点を踏まえた上で、借りられないかを「相談」する。
●共有…「同居」を希望する両親には有効。親の名義分は自分が相続することを話した上で、今後一緒に住む家の資金を「共有」という形式で負担してもらえるか「相談」する。
ただし、どの方法を使うにしても、下地としておくべき大切な共通事項があります。それは、資金援助の相談ができるように、普段から良好な関係を築いておくこと。信頼関係が成り立っている上で、同居してくれそうなら「共有」、老後の収入を考えていそうなら「借り入れ」をと、親の状況と様子を見て切り出してみるのが、最もスムーズな資金援助の「方法」と言えるのです。

オウチーノニュース編集部

マイホーム購入のダンドリ、不動産売却にかかる費用、賃貸物件の探し方など、住まいの基礎知識から契約、税金といった専門的な内容までわかりやすく解説。宅地建物取引士やフィナンシャルプランナーなどの不動産・お金の専門家が、監修・執筆した記事を配信しています。
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