中古物件の内覧時の注意点・チェックポイント9選!

中古物件の内覧時の注意点・チェックポイント9選!

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中古住宅を決める際は、実際に物件を訪れる「内覧」が大切です。ネットで調べたときは良いと思っても、実際に内覧してみると、物件の状態が間取り図や写真などとは違った印象を受けることがあります。新築とは異なり現物が見られる中古住宅のメリットを活かし、内覧で自分にとって価値ある物件かを確かめましょう。

しかし、内覧に行ってもついつい間取りやデザインなどの目に入りやすいところにばかり気を取られ、「あれってどうだったっけ?」「しまった、あそこも見ておけばよかった」などということになる人も多いものです。
ここでは内覧でぜひチェックしておきたいポイントを、厳選してご紹介します。

百聞は一見にしかず。内覧の基礎知識

物件のチェック項目を作成しよう

インターネットが発達し、南極から北極まで、画面上で世界中の景色を見ることができる時代になりました。

しかし、物件の実際の匂いや壁紙の状態、湿度といった情報までは画面上から読み取ることができません。自分が住む家は実際に目で見て肌で感じ、確かめることが大切です。

いざ実際の物件を目にすると舞い上がってしまい、大事なことを見落としたり聞きそびれたりするものです。内覧に行く前には自分の求める条件を洗い出し、優先順位を決めてチェック項目を作っておきましょう。

内覧時の持ち物

ぜひ持って行ってほしいのは、以下の4点です。

  • 間取り図
  • 筆記用具
  • 方位磁石
  • スマートフォン/カメラ

複数の物件を見ていると記憶があいまいになるので、すべての部屋を複数の角度から撮影しておきましょう。気がついた点があれば、その都度間取り図に書き込んでいくことをおすすめします。
できればメジャーで室内の寸法を測ってメモしておくと、引っ越しで持っていきたい大型の家具の配置を考える際の参考にもなります。

不明な点はプロの仲介業者に聞こう

物件で気になったことがあれば、なんでも仲介業者の担当者に聞いてみましょう。専門的なアドバイスを受けることで物件の理解が一段と深まりますし、質問に対する対応は、業者の良し悪しを判断する材料にもなります。

内覧時のマナーにも注意

なお、物件は持ち主にとって大切な資産なので、汚したり壊したりして購入前に資産価値を下げるようなことのないよう、小さな子供を連れていく際は注意が必要です。

売主が居住中の場合は最初と最後にあいさつをすることはもちろん、室内を撮影する際は了解をとりましょう。物件を購入する際、希望した価格・条件で売るかどうかは売主の判断になるので、内覧時に失礼のないようにしておくことも大切なポイントです。

事前に準備をして臨むことで、内覧で得られる情報の量と質を向上させましょう。

ここだけは見ておきたい!内覧のチェックポイント9選

内覧で見るべきチェックポイントを、1つずつご紹介します。

1.部屋の向き

1つ目のチェックポイントは、部屋の向きです。日当たりはリフォームで改善できません。時間帯によって日差しの方向は変わるので、磁石で方位を確かめ、間取り図に書き込みましょう。

2.風通しと眺望

2つ目は、とくにマンションで重要となる風通しと眺望です。これらも自分では変えることができません。風が通らないと湿気がこもり、家が傷みやすくなるので、必ず窓を開けて実際に風を通してみましょう。その際、周囲の眺望と騒音にも注意しておきます。

3.間取り

3つ目は間取りです。部屋数や広さだけでなく、部屋の形によっても使いやすさが変わるので、家具を置いた状態をイメージしてみましょう。部屋の開放感に大きく影響する天井の高さもチェックしておきます。

4.収納スペース

4つ目は収納スペース。高さや扉の開き方によっても使い勝手が変わります。湿気がたまると中のものが傷むので、カビの有無もチェックしましょう。

5.壁紙などの内装

5つ目は壁紙などの内装。タバコのヤニやペットの臭いはなかなか取れません。また、壁紙がよれている場合は建物自体がゆがんでいる可能性があります。]

6.水回り

6つ目は水回り。バスルームやトイレ、キッチンなどの使用感も確認ポイントです。状況によっては、ハウスクリーニングやリフォームが必要になり、取得時の費用にも影響してくるのでよく見ておきましょう。また、漏水は建物全体の痛みを招くので、床が浮いたりシミができていたりしないか確かめましょう。

7.床や柱の歪み

7つ目は床や柱の歪み。浮動沈下で傾いた家の修理には莫大なお金がかかりますし、健康被害も懸念されるので、ビー玉を転がすか、できれば床や柱に水平器をあててみましょう。心配な場合はホームインスペクションの利用をおすすめします。

8.外壁や基礎

8つ目は外壁の壁面や基礎。ヒビが入っていると内部の鉄筋や木材が腐食するので、10年周期でマンションなら大規模修繕、戸建住宅なら外壁塗装などの対応が必要です。10年を過ぎているのに何も対処していない物件には注意しましょう。

9.ガスと排水の種類

最後のチェックポイントは、ガスと排水の種類です。都市ガスかプロパンか、下水道か浄化槽かによって毎月の出費が変化します。最後は戸建住宅の点検口の有無。ない場合は床下や屋根裏のチェックができないので、メンテナンスが行き届いていないと考えられます。

内覧のときがチャンス!売主に聞くべきこと

内覧のチェックポイントでは主に中古物件のハード面で確認すべきことを取り上げました。売主が居住中の建物であれば、内覧は直接売主へ質問できるまたとない機会です。このチャンスを利用して生活に即した暮らし心地なども聞いてみましょう。

1.リアルな交通便

中古物件では交通便の良さを重視する人も多いはずです。物件概要に書かれている利用沿線・駅と徒歩分数だけではわからない実際の交通事情を質問してみましょう。例えばラッシュ時の電車の込み具合やターミナルまでにかかる乗車時間、駅までの道のりで長い信号待ちがないかや近道の存在などです。

バス便があるところでは、電車では直接行けない場所とつながっているケースがあります。通勤時のみならず土日の足になったりもするので、確認してみましょう。

2.生活の利便性

実際にその物件に住んで生活する人だけが知っている情報も有意義です。近隣スーパーの営業時間やお得なポイント制度の有無、近所のクリーニング店や病院などについても聞いてみるといいでしょう。帰宅が遅い人は夜遅くまで営業している飲食店などの情報も価値があります。

3.周辺環境

物件概要では分からない周辺環境には、音や匂いの問題があります。駅チカのマンションでは商店街からの音や匂いが意外と気になったりするものです。また施設の混雑度合いも実際に利用してみないと分かりません。

子どもがいる場合は、公園だけでなく室内で子どもを遊ばせる施設がないかもチェックポイントになります。売主と境遇が近しければそういった生の声も役に立つでしょう。

4.近隣に住んでいる人

一戸建てなら隣近所や町内会の雰囲気なども聞いてみましょう。昔からいる人ばかりの町内会と、新しい住人の入れ替わりがある町内会では雰囲気もかなり変わります。一年の間に大きなイベントなどがあるかどうかも聞いてみましょう。

マンションの場合は隣人のみならず上下階の確認が必要です。音の問題などでトラブルになったことがあるかどうか。世代や家族構成など分かる範囲で情報を得ておくと、先々で役に立つかもしれません。

5.売却理由

売主にぜひとも聞いておきたいのが売却の理由です。プライベートな問題なのでかなり踏み込んだ質問にはなりますが、もしその中古物件を気に入らずに手放すのであれば、自分が購入すべきかどうかの判断材料にもなります。

マイナス材料は売主が積極的にオープンしないものですが、2020年の民法改正で売主が下手に隠し立てをすると「契約不適合責任」を問われるようになりました。問題があった場合、買主は契約解除だけでなく追完請求、代金減額請求も行えます。

こうした背景も踏まえて、失礼のない範囲で、聞くべきことをきちんと質問するようにしましょう。

記事のおさらい!よくある質問

内覧の前に準備しておくことはありますか?

自分の求める条件を洗い出し、優先順位を決めて確認用のチェック項目を作っておきましょう。間取り図、筆記用具、方位磁石、スマートフォン/カメラは必携です。

内覧では間取りのどんなところを見ますか?

間取り図だけでわからないのは日当たりや風通し、眺望などです。窓を開けさせてもらって確認するようにしましょう。また部屋の広さは天井高でだいぶ印象が変わります。長さを測らないまでも極端に低くないかは見るべきポイントです。

内覧では売主に直接話を聞けますか?

売主が居住中の物件であれば話を聞けることが多いでしょう。すでに転居している場合は、売主側の不動産会社が立ち会うので、不動産会社を介して質問することになります。質問項目もあらかじめリストにしておくとよいでしょう。

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