ホームステージングの現場に潜入!

ホームステージングの現場に潜入!

家の売却を考えて、この記事を読んでいる方は、不動産一括査定がおすすめです。下のフォームを入力すれば、 複数の会社の査定結果を比較 できるので、 高く・早く 売れる可能性が高まります。

  • STEP
    1
  • STEP
    2
  • STEP
    3
  • STEP
    4

powered by オウチーノ × HOME4U

「家を買う」時、中古住宅を選択肢に考える人も多くなってきたのではないでしょうか。では、「ホームステージング」って知っていますか?中古住宅を素敵に変身させる、ちょっとした“魔法”……かもしれません。今回は、その“魔法”がかかる現場に、潜入してきました!

ホームステージングって何?

ホームステージング協会曰く、ホームステージングとは「住宅の資産価値を高めるために様々な手法で魅力的に演出すること」だそう。ホームステージングは、「家は住まいではなく資産」という考え方が主流のアメリカで1970年代に生まれました。中古住宅流通がさかんなアメリカでは、「自分の『資産』の価値をより長く高く保つために、魅力的に見せる」のが主な目的だそう。
家を売る時だけでなく、人を招く時も家を魅力的に見せたいものですよね。だからアメリカのホームステージャー(ホームステージングを施す人)は、ホームパーティーの準備などでも活躍するそうです。
日本では、「中古住宅を、インテリアを含めたトータルコーディネートで魅力的に演出することで、より早くより高く売れることを目指す」という認識が一般的なのではないでしょうか。
実際に「ホームステージングによって、売却期間が短くなった」というデータが発表されています。

ホームステージングは約3倍速く売れる

これからどんどん流行していく予感がする「ホームステージング」。実際にホームステージングが行われるという現場に潜入します!

小物と香りで「ちちんぷいぷい」

小物と香りで「ちちんぷいぷい」

ホームステージング当日、朝9時に物件に行くと今回ホームステージングを実施するニトリグループである株式会社ホームロジスティクスの方々は、すでに小物の搬入を終えていました。

何もない部屋

家具も何もない部屋に入ることは少ないので新鮮!しかし何もないと、この部屋がどれくらいの広さなのか、自分が暮らすには狭いのか広いのか、見当がつきません。

小物の設置

「何もない部屋」を堪能していると、小物の設置が始まりました。作業の合間をぬい、本庄正茂さんにお話を伺います。(本庄さんは日本ホームステージング協会ホームステージャー1級資格を保有しています)

本庄正茂さん

――小物から搬入するんですか?

そうですね。大きな家具の搬入を待っている間に、自分たちで搬入できる小物を組み立てて設置してしまいます。実際に使用する小物より多く持ってきて、部屋の雰囲気を見ながら小物を変えたりしています。やはり日当たりや壁・床の色などは、実際に見ないとなかなか分かりません。

トイレ洗面台

小物でステージングが完了する水回りは、もうモデルルームのように。写真では伝わりませんが、とても良い香りが漂っています。これは香りごと印象に残るかも。

――事前にレイアウトは決めているんですか?

事前に間取りをもらい、間取りを見ながら家具の大きさや配置を考えます。大きな家具に関しても、当日の微調整は多いです。

――今回の物件で気を付けた点などはありますか?

やはり少し狭いので、家具の大きさには気を付けました。大きいと部屋が手狭に見えてしまいますし、小さすぎても、実際に住むイメージはわきません。今回はDINKS、もしくは子どもが1人の家族をイメージし、ステージングしていきます。

いよいよ家具の搬入がスタート
手狭に感じた部屋が、まさか……!?

家具の搬入がスタート

9時25分、家具の搬入が始まりました。まずは搬入業者の方と一緒に、経路にある傷や汚れをチェック。この部屋は売り物。新たな傷などをつけないよう、細心の注意が払われます。

傷や汚れをチェック

間取り図をもとに配置を搬入業者の方に説明し、組み立て・設置が行われていきます。

家具の搬入

大きな家具の搬入が終わると、搬入前と同じように経路の傷・汚れを確認します。

飾り付け

―― “ホームステージングならでは”の配置などはあるんですか?

ここに住むイメージを持っていただけたら嬉しいですが、実際に住むわけではありませんので、やはり見栄えにはこだわります。例えばソファ。住むとなったら、入口側を向いているのはあり得ません。きっとこの台にテレビが置かれ、壁側を向いて座れるように置くはずです。しかし、今回はあえて入口となるドア側に向けて置きました。リビングの入口からの内覧者の第一印象は何より大事にしています。

小物の配置

――もはや引越しのようでした!

そうですね。でもこれ、売れたりステージングの家具の貸し出し期間が終了したりしたら、今度は搬出作業が待っているんですよ……

――確かに、この家具のまま住んでしまいたくなりますが、そうはいかないんですね。

もちろん、家具付きのまま販売されている場合もありますが、今はレンタルのものが多い印象です。

掃除機かけ

仕上げに掃除機をかけ、終了です!

リビングビフォーリビングアフター

リビングビフォーリビングアフター

▲リビング:ビフォー・アフター

家具が入ると部屋の印象が大きく変わり、おどろきました。「ものを置く」ことで、部屋は狭く感じるのではないかと思っていましたが、実際は家具が置かれる前よりも広く感じました。

生活感は排除!お客様それぞれが暮らしをイメージ

田中紀彰さん

▲田中紀彰さん

ホームステージングを実施した物件の売主であり、自社でもホームステージングを手掛けているというオークラヤ住宅株式会社の星野日出美さん(営業企画本部 営業企画部 副部長)と物件営業担当の田中紀彰さん(池袋営業所 係長)に、さらにお話を伺いました。

――今回の物件にホームステージングを実施することになった経緯を教えてください!

(田中さん)やはり「少し苦戦しそうだな」と感じる物件ではあったので、ホームステージングを行いより物件の魅力を引き出せたらと思いました。

――「苦戦しそうだな」と感じたポイントは何でしたか?

(田中さん)複数駅が利用可能ですが、どの駅からも徒歩約15分ということが1番のネックでした。バスも通っているので不便を感じることは少ないですが、過去の物件を見ても「徒歩15分」の文字は苦戦の理由のひとつになりえると感じました。

事例(1)ビフォー事例(1)アフター

▲事例(1):ビフォー・アフター

――実際ホームステージングをして、お客様の反応に変化などはありましたか?

(田中さん)良い反応をいただけています。ホームステージングは昨年から試験的に始めていますが、お客様に与える印象は良いと感じています。ホームステージングをするメリットは、買主にとっても売主にとっても大きく、買主にとっては、「部屋の広さが分かりやすい」ということがまず挙げられます。「○畳」と聞いたり、何もない部屋を見るだけでは、実際の広さはイメージしづらいですよね。しかし、そこに家具があることで、部屋の広さや形が一気に分かりやすくなります。内覧で確認する場合はもちろん、写真でも、家具がない場合とある場合では、空間把握のしやすさは段違いです。そうすれば、自分の部屋になった時の家具などの配置はもちろん、実際の暮らしをイメージしやすくなるでしょう。

――確かに、家具の有無で、まったく違う部屋のように感じました!

(田中さん)また、内覧時に「座った時の景観」が分かるというのも、メリットのひとつではないでしょうか。何もない部屋では、立ちながら部屋を見渡すことが多くなると思いますが、暮らしてからは座っている時間の方が長いですよね。

――反対に売主側のメリットは何ですか?

(星野さん)部屋の魅力を最大限お伝えしやすく、早期売却が望めることはもちろん、お客様の印象に残りやすいということもあります。内覧する時って、1件しか見ない人は少なく、複数の物件を回られますよね。お客様の希望条件に沿って内覧をしていると、同じような部屋が多くなります。そうなると、例えば「10件内覧したなかの4件目」をパッと思い出すのは難しいかもしれません。そのなかで、ステージングをした部屋は「座ってお話した部屋」など、何か印象に残りやすくなると思います。

事例(2)ビフォー事例(2)アフター

▲事例(2):ビフォー・アフター

――ホームステージングをする際、気をつけていることなどはありますか?

(星野さん)新築のモデルルームほどではないですが、生活感は排除するようにしています。特に、売主が居住中の物件などは、「片付け」もホームステージングの一部になります。お客様とご相談し、お部屋を広く明るく見せるため家具の移動や処分のお手伝いもします。個人的な趣味・趣向に寄らないように、ということも気を付けるポイントです。ステージャーの趣味も、意外と出てしまったりするんです。ターゲットを限定しすぎないことが大事です。

――「片付けもホームステージングの一部」というのは意外でした!ありがとうございました!

今回は、「家具や小物で部屋を演出する」という、いわゆる表の部分を体験させていただきましたが、もっともっと「ホームステージング」は奥が深そうです……!今後さらに活性化されていくであろう中古住宅市場とともに、「ホームステージング」にも注目していきたいです。

あなたの家はいくら?
今すぐ一括査定
無料

不動産を売るならまずは一括査定!
一度に複数の査定結果を比較できるので、より高く売れる可能性が高まります。

査定する物件の住所を入力
  • STEP
    1
  • STEP
    2
  • STEP
    3
  • STEP
    4

powered by オウチーノ × HOME4U

オウチーノニュース編集部

マイホーム購入のダンドリ、不動産売却にかかる費用、賃貸物件の探し方など、住まいの基礎知識から契約、税金といった専門的な内容までわかりやすく解説。宅地建物取引士やフィナンシャルプランナーなどの不動産・お金の専門家が、監修・執筆した記事を配信しています。
コンテンツポリシー

この記事に関するキーワード

あなたの家はいくら?
今すぐ一括査定
無料

不動産を売るならまずは一括査定!
一度に複数の査定結果を比較できるので、より高く売れる可能性が高まります。

査定する物件の住所を入力
  • STEP
    1
  • STEP
    2
  • STEP
    3
  • STEP
    4

powered by オウチーノ × HOME4U

不動産サービス