不動産デベロッパーとは?その意味、ゼネコンとの違いを解説

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デベロッパーとは
デベロッパー(Developer)とは、マンションやビル、ときには街全体の不動産を開発する専門業者のことをいい、代表的な事業として以下の5つが挙げられます。
- 街の再開発事業
- リゾート開発
- 大型商業ビルの開発
- 大規模場な宅地造成(戸建て街の形成)
- マンション開発
デベロッパーの代表的な企業には、以下のようなものがあります。
- メーカー系(トヨタホーム、旭化成ホームズなど)
- 商社系(三菱、物産など)
- 独立系(森ビル、イオンモールなど)
- 財閥系(三井不動産、三菱地所、住友不動産など)
- 私鉄系(東急不動産、京王不動産、小田急不動産など)
- 金融系(野村不動産、ヒューリックなど)
ゼネコンとは
ゼネコン(General Contractor)とは、不動産建設の請負を主業とする会社のことをいいます。 ゼネコンの代表的な企業には、以下のようなものがあります。
- スーパーゼネコン(大林組、大成建設、竹中工務店など)
- 準大手〜中堅ゼネコン(三井住友建設、東急建設、熊谷組、奥村組など)
- その他(ナカノフドー建設、福田組、大豊建設など)
ゼネコンは建設元請けの大手業者といった意味合いもあり、これに対して下請け業者である「サブコン」などがあります。
デベロッパーとゼネコンの違い
デベロッパーは不動産の開発業者のことをいい、ゼネコンは実際の工事をすべて請け負う専門業者のことをいいます。
つまり、デベロッパーは企画側であり、ゼネコンは工事着工側といえます。
そして不動産会社(宅建業者)は、デベロッパーとゼネコンの専門業者が完成させた物件を顧客に売り込む販売専門業者といえます。
私たちがおウチ探しなどでお世話になる不動産会社の主業は、宅地建物取引業である「自ら売買」「売買の代理・媒介」「貸借の代理・媒介」のみです。
そのため、アパート経営やマンション開発などの事業を行うことは、基本的にはありません。 よく不動産会社のことを「不動産屋」なんて表現をしますが、「不動産屋」は上記デベロッパーも含みます。 ですので、正しくは「不動産屋」ではなく「宅建業者」であることを認識しておくと良いでしょう。
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