マンションの資産価値を知る指標になる「リセールバリュー」

マンションの資産価値を知る指標「リセールバリュー」

“リセールバリュー”ちょっと聞き慣れない名前ですが、住宅購入を考えるならぜひ知っておきたい用語のひとつです。リセールは再販、バリューは価値の意味で「取得した資産を再び売却するときの価値の高さ」を数値化したもの。このリセールバリューの数値が高い物件を選ぶことで、より確かな資産価値を保ちつつ安心して生活することができます。 希望する物件のリセールバリューを知りたいときは、不動産会社の営業担当者などに尋ねましょう。不動産業者はネットや一般の口コミだけでは得られない情報をかなり持っているので、何かにつけて相談することが成功への早道です。

ただし、売れ残り物件を早く片付けるために営業テクニックを使ってくる場合もあるので、その辺は見極めも大切。アドバイスはこころよく受け入れた上で、自分にとって必要な情報だけを上手に入手するユーザーテクニックも必要ですね!

立地や管理体制、建設会社のブランド力を総合的にチェック!

中古マンションの場合、資産価値を決める3つの柱は“立地”と“管理体制”、そして“ブランド力”です。この3つが整ったマンションは、リセールバリューの高いマンションとして安心して購入することができます。

“立地”は最寄駅からの距離や沿線の便利さ、エリアの環境、複数路線が利用できるかなど。“管理体制”は清掃や定期メンテナンス、管理組合の状況など。住居内の専有部分は設備機器を交換したり、間取りやインテリアをリノベーションすることが、リセールバリューのアップにつながります。

計画的な大規模修繕をすることも、マンション全体のバリューアップには不可欠です。そして“ブランド力”は、売主と施工会社の知名度や人気など、住まいの安心・安全という観点から、分譲会社・施工会社の信頼性は絶対とも言える条件です。

中古住宅の場合も、建設会社のブランド力は大きくものを言います。堅牢な住宅で名高いハウスメーカーで建てた住宅の場合、築30年でも建物に価値が付いて売られているケースがあります。

立地に関してはマンションよりゆるやかですが、管理に関しては所有者がどれだけ丁寧に使用していたかで価格に大きな差が生まれるでしょう。これらを総合的に判断して、より確かな資産価値を持つ住宅を購入することが大切です。

住宅購入後の資産管理も大切!

リセールバリューの高い物件をみごと購入したものの、それで終わりというわけではありません。購入後も引き続きリセールバリューの数値を高く保つためには、努力も必要なのです。考え方は比較的簡単、「自分が購入者だったらどう思うか」をイメージして、買いたいと思うような要素を準備しておくことです。

たとえば書類の準備。中古の場合、資料は販売用の間取り図と登記簿謄本だけという場合も多いのですが、それに建築時の設計書・修理記録(見積もりや写真など)・保証書などが完備されていると、とても好印象を与えます。自分の住宅の履歴について記録と書類をこまめに残すことを“住宅履歴”といいます。この履歴をきちんと保管していると、売却のときに買い手の信頼を高めることができるのです。

この住宅履歴は自分で保管することもできますが、盗難や火災の場合も考えて住宅履歴サービスを利用する方法もあります。いまネット上でさまざまな住宅履歴サービスがあり、そのほとんどがクラウドサービスにつながっていて、データをアップロードしておけば消失の危険から守ることができます。

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