これなら安心!といえる自宅のセキュリティのレベルは?

これなら安心!といえる自宅のセキュリティのレベルは?

最近では女性をターゲットとした、セキュリティ設備充実の賃貸物件が人気を集めています。また、賃貸だけでなく戸建ての住宅に付けることのできるセキュリティ設備も人気。ただ、実際には最新のセキュリティ設備を全て備えることはできません。限られた予算の中で、どのレベルまでセキュリティ設備のついた家なら安心して住むことができるのでしょうか?

マンションで安心のセキュリティレベル基準とは?

警視庁の調査によると、平成30年(2018年)中の都内における侵入窃盗件数は、わかっているだけで4,575件にも上ります。その中で空き巣が占める割合は39.0%。閉店中の店舗に忍び込む「出店荒し」20.9%、夜間の就寝時を狙って金品を盗む「忍込み」8.9%が続きます。

こうした被害から家と家族を守るセキュリティ設備は、オートロックやカメラ付インターフォン、窓や玄関用のセンサー、IC錠など、実にさまざま。その機能も研究によって、年々向上しています。ではどれくらいの設備が備わっていれば安心なのでしょう。残念ながら「どんな犯罪でも完全に防げます」と断言できるほどの設備は存在しませんが、マンションの防犯性を判断する1つの基準に、「防犯優良マンション認定制度」というものがあります。

これは各都道府県の防犯協会などが、防犯性能を高める構造や設備を備えたマンションを認定する制度。1級建築士や防犯設備士といった審査員が2名以上で審査にあたります。認定を受けるには、共用玄関のオートロックがあるか、各戸の玄関は2ロックになっているかといった項目で、設計段階と竣工後の審査に合格することが必要です。不動産会社に確認すれば、借りたい建物の認定状況をチェックできますし、各防犯協会のHPなどで確認することも可能です。公的機関の認定を受けたマンションなら、ひとまず安心!といえるのではないでしょうか。

空き巣に狙われにくい家の作り方

戸建ての住宅を空き巣などの侵入窃盗犯に狙われにくくするためには、犯人が嫌がる工夫が必要です。例えばNPO法人「福岡県防犯設備士協会」では、「セキュリティ・ホーム認定制度」という制度を設けており、侵入者に侵入や犯行を諦めさせるための設備が整った住宅を認定。認定基準に適合すれば、認定証や屋外添付用シールなどをもらえます。しかしわざわざ申請料金を払って認定を受けなくても、この審査基準を参考にすることで、自分が住む住宅を犯罪被害にあいにくい家にすることは可能です。審査基準は、敷地の外周や出入り口、庭、駐車場、配管、玄関、勝手口、バルコニーなどに言及しています。

項目によって配点が異なり、必須項目としては、玄関への「防犯性の高い建物部品(CP対応)の扉、枠、錠の設置」、勝手口等への「防犯性の高い建物部品(CP対応)の扉、枠、ガラス、錠の設置」などがあげられます。官民合同会議によるCP(Crime Prevention=防犯)対応の設備も、新築時なら導入しやすいのではないでしょうか。他にも玉砂利またはセンサーライト等の設置、録画機能付きテレビドアホンの設置、周囲からの見通しの確保、玄関灯の設置などによって犯罪被害にあいにくい家は実現できます。空き巣に狙われにくい家を手に入れ、安心して暮らしましょう。

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