宅配便をいつでも受け取れる!?日本郵便の「置き配」とは?宅配ボックスとの違いを解説

宅配便をいつでも受け取れると話題!「置き配」「宅配ボックス」のメリット・デメリットとは?

こんにちは、ヨムーノライターの岩野愛弓です。宅地建物取引士で、注文住宅会社に15年以上勤務し、インテリアコーディネートのアドバイスを現役で行っています。

マンションの共有施設として、「宅配ボックス」が設備されることが多くなりました。よく聞いてはいるものの、実際にどのようなものなのか理解している人は少ないかもしれません。そこで今回は、宅配ボックスの使い方やメリット、注意点などについてお伝えします。

宅配ボックスの使い方

宅配ボックスを使って、荷物をどのように受け取るのか、その使い方を確認しましょう。宅配ボックスには、ダイヤル式と電気式があります。

・ダイヤル式

マンションに備えられた宅配ボックスの空いている場所に、配達員が荷物を入れます。扉についているダイヤルの暗証番号を設定し、配達通知書などの紙に番号を記入して、受取人の郵便ポストに入れておきます。

受取人は、郵便ポストにある配達通知書の番号で、宅配ボックスを開け荷物を受け取ります。宅配ボックスの扉の暗証番号は、都度変えて使います。

・電気式

宅配ボックスがシステムで管理され、テンキーやカードキーで解錠できるものです。荷物が届くと、登録してあるメールアドレスに送られるなど、24時間で管理されている場合もあります。

宅配ボックスのメリット

マンションに宅配ボックスが設備されていると、次のようなメリットがあります。

・配達する側のメリット

荷物を配達するとき、受取人が不在でも荷物を宅配ボックスに入れておくことができるため、再配達をする手間を減らすことができます。在宅かどうかが不確定な状態で何度も配達をするのは、とても非効率になりますよね。

・受取人側のメリット

配達時間を気にせず荷物を受け取れるのは、受取人にとっては大きなメリットでしょう。荷物の配達は、通常なら配達時間内に限定されるものですが、仕事の都合などで時間内に在宅することができないことが多いものです。 また、一人暮らしの女性など、配達員にドアを開けることに抵抗を感じることがありますが、宅配ボックスならセキュリティ面での安心感があります。

宅配ボックスを使うときの注意点

宅配ボックスは、荷物の受け取りにとても便利なものですが、注意点があります。

・暗証番号を盗まれる

宅配ボックスの暗証番号が記入された配達通知書が郵便受けから盗まれて、中の荷物が盗難に遭うことも考えられます。

・長期間ボックスに放置される

荷物が配達されていても、受取人が取り出しを忘れている場合、荷物が一定期間放置されることになります。

日本郵便が実施する「置き配」とは

宅配ボックスの普及が進む中、日本郵便は「ゆうパック」で受取人が不在のときに自宅の玄関先に荷物を置く「置き配」を実施する予定をしており、2019年の春頃にはじめられるのではとみられています。受取人が在宅か不在かは確認をせず、「置くだけ」の配達になることが前提のようです。

・盗難のリスク

海外でも導入されている置き配ですが、荷物が外にあることから盗難のリスクが考えられます。

・置き配保険が登場

日本郵便に限らず、アマゾンなどでも置き配の対応が広がっています。そのため、置き配に対する保険も出てきているようです。

日本郵便の「置き配」に対しては、オートロックのマンションの場合に、どのような対応になるかなどの課題も残されています。

まとめ

宅配ボックスは、配達する側は、荷物の輸送コストがかかる「再配達」の改善につながること、受取人側は、時間に縛られることなく荷物を受取れることなど、両者にとってメリットがあるでしょう。最近は、設備されている物件も多くなっていますので、使い方の特長をしっかり理解して、自分の暮らし方に合う物件を選択したいですね。

宅地建物取引士 岩野愛弓

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