待機児童問題ワースト3は意外な街!?東京23区では杉並区・港区が待機児童ゼロ達成

待機児童問題ワースト3は意外な街!?東京23区では杉並区・港区が待機児童ゼロ達成

こんにちは、オウチーノニュース編集部です。

これから子どもが欲しい方や、来年から子どもを保育園に通わせようと考えている方にとって、待機児童問題は、大きな関心事だと思います。

そんななか、国内最大級の保育に特化した求人サイト「ココキャリ」を運営しているキャリアフィールドが「首都圏エリア待機児童マップ2019年度版」を発表。東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県・山梨県の1都7県(以降、首都圏エリア)の待機児童数を地図で表しています。

都心でも杉並区と港区が待機児童ゼロを達成

▲首都圏エリア待機児童マップ2019年度版

「首都圏エリア待機児童マップ2019年度版」は、首都圏エリアにおいて各都県から発表された2019年4月1日時点の待機児童数を地図に表したものです。

2019年度の首都圏エリアの待機児童数は前年度9,680名から7,086名となり、約30%減となりました。

東京23区では杉並区と港区が待機児童ゼロを達成。杉並区は2年連続、港区は直近30年間で初となりました。

杉並区では2016年度に「すぎなみ保育緊急事態」を宣言し、区立施設等を活用した保育所を整備した結果、2018年度に待機児童ゼロを達成。

港区についても2017年度に「待機児童緊急対策」として保育定員1,000名の拡大に取り組み、待機児童ゼロを実現しました。

首都圏エリア全体では、山梨県以外はどの都県も待機児童を抱えており、全体数は減少したものの、2018年度から2019年度にかけて343の自治体のうち33の自治体で待機児童が増加しました。待機児童対策が奏功する自治体との差が顕著となっていると分析しています。

ワースト1は葉山町、2位は国分寺市、3位は東京都中央区

▲首都圏エリア待機児童マップ2019年度版(0~5歳人口当たりの率)

0~5歳の人口(2015年国勢調査の値)対して待機児童がどれくらいいるかを算出したところ、神奈川県葉山町は、0~5歳人口が1,421人に対して待機児童数が52名で待機児童率は3.66%となり、2019年度の首都圏エリアで待機児童の多い市区町村ワースト第1位となりました。

同県横浜市の待機児童数は46名と葉山町と僅差ですが、横浜市の0~5歳人口は181,628人で待機児童率は0.03%となります。単純に比較するだけでも“待機児童が発生しやすい環境”は、横浜市に比べて葉山町が約144倍高いという結果に。

葉山町においては、保育所定員数が前年から増えておらず、認可保育所の整備を進めているものの、新規の受け皿確保が追い付いていないことが大きな要因と分析しています。

同ワースト第2位は東京都国分寺市(2.25%)、同第3位は東京都中央区(2.24%)となっています。特に中央区は待機児童の数でも首都圏エリアで第3位(197人)に位置することから、対策が急がれる地域であると言えます。

中央区では湾岸エリアの開発に伴い20年間で5歳未満の人口が3倍以上に急増しており、保育施設の整備が追い付いていないことも要因と考えられます。

このように待機児童について課題を抱えている地域はいまだ多く、10月から始まった「幼児教育・保育の無償化」の影響で子どもを預けて働きたい世帯が増え、“保育に対するニーズは高まる見通し”であり、さらなる対策が必要となっているようです。

▶詳細は「キャリアフィールド公式サイト」

オウチーノニュース編集部

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