頭金・返済期間はみんなどのくらい?「住宅ローン」の気になる7つの平均値とは

頭金・返済期間はみんなどのくらい?「住宅ローン」の気になる7つの平均値とは

住宅ローンの借入れを考えている方は、どのくらいのローンを組むべきか悩む人も多いことでしょう。

ここでは国土交通省のデータを中心に、様々な平均値を紹介します。無理のない住宅ローンを組むために、今回紹介したデータを参考にしてみてください。

住宅の平均購入金額は?

国土交通省の「平成29年度住宅市場動向調査報告書」から、住宅の平均購入価格を紹介します。

まずここでは、注文住宅、分譲戸建住宅、中古戸建住宅、分譲マンション、中古マンションの五つのタイプの住宅でみていきます。

平均購入金額の高い順から、注文住宅は4,472万円、分譲マンションは4,192万円、分譲戸建住宅は3,840万円、中古戸建住宅は2,857万円、中古マンションは2,393万円となっています。

住宅の平均購入年齢

全てのタイプの住宅で、住宅を購入する人の平均年齢は30代~40代です。若い世代では、中古物件より新築物件が好まれる傾向にあり、反対に、中古物件は50代~60代の方に需要があります。

住宅ローンを組むときは、団体信用生命保険の加入が条件なので、健康で働けるうちに住宅資金を借入れ購入していることが伺えます。結婚や出産など、家族が増えるタイミングで住宅の購入をしているようです。定年までの返済期間を考え、いつごろの購入がベストなのか早めの計画が大事といえます。

住宅ローン借入時のさまざまな平均値

ここでは、住宅ローンを借入れるときのさまざまな平均金額を紹介します。

(1)住宅ローンの平均借入金額

住宅購入のときには、頭金と銀行からの借入れを住宅購入資金に充てますが、ここでは、住宅ローンの平均借入金額を紹介します。

ここでも金額の高い順から、注文住宅は3,004万円、分譲戸建住宅は2,827万円、分譲マンションは2,396万円、中古戸建て住宅は1,540万円、中古マンションは1,166万円となっています。新築物件価格は中古物件価格より高いので、当然借入れ金額も新築物件のほうが高くなります。

(2)住宅ローンの平均世帯年収

住宅ローンを借入れするときの平均金額をみてきましたが、それでは住宅ローンを組むときには、どれぐらいの平均年収なのでしょうか。ここでも国土交通省のデータを参考にすると、どのタイプの住宅であっても、住宅ローンを組むときの平均世帯年収は、600万円から750万円ほどです。この金額は世帯主だけの年収ではなく、共働きの場合は合計年収になります。

ここで気になるのは、共働き世帯の借入れについてです。次に、共働き世帯がよく利用するペアローンについて説明します。

ペアローンについて

ペアローンとは、夫婦がそれぞれ1つずつローンを組み、2つのローンを一つの住宅の返済に充てることをいいます。1人で借りるよりも融資額が大きくなり、さらに、住宅ローン控除を2人分利用できるなどメリットがあります。

しかし、女性は妊娠や出産により収入が変動する可能性があります。ペアローンを利用するときは、2つのローンのうち1つのローンは、実際の収入の50%ぐらいを目安に借入れすることをおすすめします。

(3)住宅ローン借入時の平均年齢

住宅ローンを借入れるときの平均年齢は、全てのタイプの住宅で30代~40代です。住宅を購入をするときの平均年齢と同じような結果になっています。

(4)住宅ローンの平均頭金

住宅ローンの平均頭金は、分譲マンションの場合の1,333万円から分譲戸建住宅の803万円の幅に収まっています。自己資本比率は、21.4%から44.3%です。

昨今の金利の低さを考えると、多くの頭金を準備することにそれほどのメリットはありません。時間をかけて頭金を準備するより、繰り上げ返済を利用するほうがよりメリットがあります。

住宅ローン返済時のさまざまな平均値

ここでは、住宅ローンを返済するときのさまざまな平均値を紹介します。住宅ローンをどれぐらいの期間で、いくらずつ返済していくのか、日々の生活にとても影響がある数値ですのでよく考える必要があります。

(5)住宅ローンの平均返済期間

次に、住宅ローンの平均返済期間をみていきたいと思います。

住宅ローンの平均返済期間は、中古マンションの24.7年から注文住宅の33.2年となっています。少しでも早く返済を済ませたいと思われますが、返済期間は金利も低いため、長めにするほうが生活にゆとりが持てます。日々貯蓄に励み、ある程度の金額が貯まったときに繰り上げ返済をするようにします。繰り上げ返済で手数料を取られる場合もありますが、ほとんどの場合、利息を減らすことができローンの支払い期間は短くなります。

(6)住宅ローンの平均返済額(月単位)

住宅ローンの平均返済額は、注文住宅で一番大きく11万円ほどで、一番小さい平均返済額は中古マンションの8万円ほどになります。新築物件と中古物件の価格には大きく開きがありますが、月々の平均返済額にはそれほどの開きはありません。

(7)住宅ローンの平均返済負担率

まず、返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のことをいいます。ローン申請の一つの審査基準であり、30%から35%までを上限として融資されます。ここで大事なことは、借入れ可能な金額と返済金額がイコールではないということです。データによれば、平均返済負担率は20%から15%です。通常、20%から25%が無理のない返済負担率と考えられており、データもそのような数値を示しています。

借入れ限度額いっぱいでローンを組むと、先々、予測できないことが起こったときに対処できなくなります。子どもがいれば、成長するにつれ増えていく教育費のことを考える必要があります。また、年齢が上がれば介護資金も必要です。気持ちに余裕を持って生活できるように、無理のない返済負担率でローンを借入れるようにしましょう。

住宅ローンの平均金額を参考にしよう

人生の一大イベントである、住宅の購入にはさまざまな悩みがつきものです。こちらで紹介した数値はあくまでも平均値ですので、住宅ローンを申請するときは、自分の収入やライフスタイルをよく考えて借入金額と返済金額を決めましょう。

オウチーノニュース編集部

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