「メゾネット物件」は住みやすいのか?知っておきたいメリット・デメリット4選

「メゾネット物件」は住みやすいのか?知っておきたいメリット・デメリット4選

賃貸物件をいろいろ探していると「メゾネット」というキーワードを見かけることがあります。

メゾネットとは、どのような物件なのか、なんとなくイメージが浮かんだとしても、具体的に定義を説明できる人は少ないでしょう。

今回は、メゾネットとはどのような物件なのか、また混乱しやすいロフトやテラスハウスとの違いについて解説します。

メゾネットとはどのような物件なのか?

最初に、メゾネットとはどのような物件を指すのか、その定義について確認しましょう。

1戸の住宅内で2階層以上利用できる集合住宅

メゾネットとは、マンションなど集合住宅の1つの部屋が2つ以上の階層からなり、各階層に移動するための内階段が設置されている物件のことを指します。

つまり、マンションでありながら戸建てのように使用することのできる住居がメゾネットなのです。フランス語の「maisonnette」が語源となっており、「小さな家」という意味を持っています。

ロフトやテラスハウスとの違い

メゾネットと間違われやすいものにロフトがあります。ロフトは、通称「屋根裏部屋」ともいわれるもので、住居の一部に中2階や中3階として設けた部屋のことです。

ロフトには、その空間に上がるために専用のはしごを設け、子どもの遊び場や収納スペースとしてよく使用されます。ロフトは、「小屋裏物置等」という扱いになるので部屋としてはみなされません。

規格も、通常の部屋の床面積に対して2分の1未満、天井までの高さは1.4m以下であることと定められています。

対してメゾネットは、2階のフロアはれっきとした部屋であるため、通常の居住空間として利用することができ、キッチンやトイレなどの水回り設備を配置することができるという点でロフトとはまったく違うものなのです。

また、テラスハウスは、1つの部屋で2つの階を使用することができるといった点ではメゾネットと同じです。メゾネットとの違いは構造にあり、ひとつひとつの住居が横に連棟式でつながっている長屋のことをテラスハウスと呼びます。

メゾネットにもいくつかの種類がある

メゾネットは、作り方の違いによって2種類に分けられます。1つは、階と階を合わせて1つの住戸として建てたものです。マンションなどによっては、最上階とその下の階を使ってメゾネットにしているマンションもあります。ペントハウス(最上階)などはそういった仕様になっているところも多いですね。

もう1つは、1階から3階までの空間で2つの住戸を作っているものです。1階と2階の半分を使用して1戸の住戸を作り、残りの2階半分と3階を使用して2戸目の住戸を作ります。不動産業者から物件を紹介される際、あるいは内覧の際に、どんな構造になっているか説明してもらえることが多いです。

メゾネットのメリットとは?

メゾネットには、どのようなメリットがあるのか確認しましょう。階段が螺旋階段になっているメゾネット物件は、2階まで吹き抜けのため開放的でおしゃれです。外の光が十分に入るので部屋も明るくなるメリットがあります。

(1)目的に応じてスペースを使い分けられる

フロアが別になるので、目的別にフロアを使い分けることができます。たとえば、2階は趣味の部屋や寝室などといったプライベートスペースとし、1階は来客を迎えることもできるリビングスペースとすると、プライベートスペースを来客から隠すことができます。

また、自宅でピアノ教室や料理教室などを開催する場合、生徒が出入りできるスペースを1階とし、2階は家族のみのスペースとして切り分けることもできるでしょう。

共働き夫婦など2人の生活時間帯が異なるような場合は、2階を寝室にするといった使い分けによって、お互いの生活リズムを崩さないようにすることもできます。

(2)足音など階下への騒音を気にしないで済む

集合住宅において気になるのは、下の階への騒音です。特に、子どもが小さいときは家の中を走り回るたびに階下の住民から苦情が来るのではないかと思ってしまいます。

メゾネットで2階を子ども部屋にすれば、そんな悩みを抱える必要もないでしょう。

メゾネットのデメリットとは?

メゾネットを検討している方は、デメリットもしっかりと把握しておく必要があります。実際どのようなデメリットがあるのか確認しましょう。

(1)動線が長くバリアフリーにならない

メゾネットは、フロアが分かれるため上下階の移動に階段が必要となり、そのぶん動線も長くなります。もちろん、バリアフリーにもなりません。上の階にプライベートスペースを設けると、一日に何度も行き来が必要になるでしょう。

洗濯物を干したり取り込んだり、掃除などで階段の往復を毎日続けていると、そのうち家事が面倒になり、メゾネットに住んだことを後悔してしまうかもしれません。

特に、年齢を重ねるにつれて階段の往復は足腰や膝への負担が大きく、戸建てに住んでいるお年寄りがワンフロアのマンションに住み替えるケースもあるくらいです。

戸建てでも同じですが、階段は子どもやお年寄りにとって常に転倒や落下の危険性がついてまわります。特に、アイアン仕立てのおしゃれな螺旋階段などは、手すりの隙間から子どもがすり抜けて下の階に落ちてしまうようなことも考えられるので充分に注意しましょう。

(2)冷暖房効率が悪い

メゾネットは、ワンフロアに比べるとどうしても光熱費が高くなってしまいます。

その原因は、内階段を作る関係上、空気が上下に分散すること、ワンフロアと比べて密閉性も低いため、冷暖房の設備を1つでまかなおうとした場合には、その設定を強めにしないと快適にならないからです。上下のフロアにそれぞれ冷暖房器具を用意すると、やはり結果的にワンフロアよりも光熱費が高くなります。

メゾネットの特徴を理解して空間を有効活用しよう

メゾネットがどのような物件なのか、またロフトやテラスハウスなどとの違いについて説明しました。メゾネットの特徴をよく理解したうえで、メゾネットが自分の生活スタイルに合っているかなど充分に検討してみてください。

今回、メゾネットに興味を持った人は、特にデメリットをしっかりと理解したうえで検討するのがおすすめです。メゾネットの特徴である「空間」を有効に活用して、素敵な毎日を過ごしましょう。

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