在宅勤務(テレワーク)のリフォームに補助金!?施工事例を紹介

在宅勤務(テレワーク)のリフォームに補助金!?施工事例を紹介

新型コロナウイルスの影響で在宅勤務(テレワーク)への移行が進むなか、「家」で快適に仕事をするために様々な工夫を凝らす動きが出ています。

デッドスペースの利用から大規模リフォームまで。在宅勤務で変わる「家」のあり方をレポートします。

在宅勤務用のリフォームに補助金!?

2020年10月4日の日本経済新聞によると、国土交通省は新型コロナウイルスの感染拡大防止や働き方の多様化に伴うリモートワークの普及に応えるべく、2021年度に在宅勤務用の自宅リフォーム費用の3分の1を補助する新制度の創設の検討を開始しました。

枠組みとしては、在宅勤務用の自宅リフォーム費用のうち100万円を上限にその3分の1を補助。
対象となるリフォームは増築や防音対策、間仕切り設置などが念頭に置かれているようです。

国土交通省はこれまでも住生活基本計画のもと、ストック住宅を重視する施策を行ってきました。今回の新制度も既存の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の対象に在宅勤務向け改修を加えことで対応する見込みです。

新型コロナウイルスの終息がいまだ見通せないなか、国土交通省としては在宅勤務(テレワーク)が、今後も一定の件数は継続していくことを予測しているのかもしれません。

テレワークで問題視されるポイントは?

テレワークというスタイルは新型コロナウイルス前にもありましたが、これほど多くの人が一斉にテレワークになったのは初めてでした。実際にテレワークを実践した人たちからは様々な声があげられました。いくつか例をあげてみましょう。

  • 家族の声や生活音が気になる。
  • 自宅のテーブルや椅子が仕事に適していない。
  • 気が散って集中できない。
  • 仕事以外のことに手を出してしまう。
  • ネットワークやコンセントなどインフラが不十分。

テレワーク経験者なら、同意できるものもなかにはあるのではないでしょうか。テレワークが今後も続くようであれば、こうした問題の解決が必要です。

では、具体的に「住まい」に手を加えるとなった場合、どのような問題点や解決すべき課題が出てくるのでしょうか。

ここでも例をあげて考えてみましょう。

スペースの問題

テレワーク用のスペースをどうやって用意するか。新しく作るのか、今ある空間の使い方を見直すのか。

独立性の問題

生活空間とどのようにして、またどの程度切り離すのか。独立性を確保できるのか。

防音の問題

生活音のシャットアウトと家族であっても聞かせられない仕事上の機密事項を防音できるかどうか。

設備の問題

十分なスピードを確保できるインターネット回線や、作業空間で利用する電源を確保できるかどうか。

将来にわたっての可変性の問題

テレワークがいつまで続くのか。テレワークが終わったときに備えて可変性を担保しておくべきかどうか。

これらの問題点は人によって該当するもの、しないものがあるはずです。また優先順位もバラバラでしょう。

なにかひとつ住まいに手を加えればすべて解決できるという方法は限られますし、誰もができることとは限りません。いくつかのアイデアのなかから、自分でもできるもの、必要なものをピックアップして取り入れてみてはいかがでしょうか。

自宅のリフォーム・アイデア5選

テレワークに対応した自宅のリフォーム。小さな工夫から、本格的なものまでアイデアを5つ紹介します。

デッドスペースに作業カウンターを設置

家のなかにデッドスペースはありませんか?もしあればそこに作業カウンターをひとつ用意するだけでも、テレワークには十分ということもあります。

家の中でデッドスペースになりやすいのは、階段下や収納などです。ただこうした場所はテレワークにも不向きかもしれません。ほかに考えられるのは、窓や扉の開け閉めのために物を置けずにいるところです。こうした部分に将来的に取り除くこともできるような作業カウンターを設置すると、当面の課題をクリアーしつつ、今の生活や将来への影響を最小限に抑えられる可能性があります。

間仕切りを使えば、小さくても専用の空間が作れる

テレワークでは防音や集中力の観点から、空間を仕切ることが重要になるケースがあります。こうしたときに役立つのが間仕切りの存在です。

もっともシンプルに空間を分ける方法は、戸をつけてしまうことです。仕事中は閉め切り防音にも配慮し、使わないときは解放してもとの広さをできるだけ損なわないような使い方が多く見られます。

小スペースを確保するための間仕切りであれば、据え置きのパネルやパーテーションを使ったり、背の高い家具を間仕切りとして使う方法もあります。生活空間と分けて集中することを目的とする場合は、より簡易なこの方法がお勧めです。

自分で組み立てられる、後付け防音ルーム

もともとは楽器演奏のために用いられる簡易型の防音ルームをテレワークで使用することもできます。楽器演奏に耐えられるレベルですので、通常の会議レベルの音量であれば外に漏れるリスクはかなり軽減できるでしょうし、外部の音も遮断できます。

広さや、自分でパーツをつなぎ合わせるだけで作成できるタイプなど、商品にバリエーションがありますので、自分のスタイルにあったものを選ぶようにしましょう。

既存の空間をワークルームにコンバート

納戸やウォークインクローゼットをテレワーク用にコンバージョンするケースもあります。この場合、ポイントになるのは設備の充実です。十分な電源の確保や作業用しやすい照明に変えるなどすれば、オフィスと遜色のない空間にバージョンアップできるかもしれません。

テレワークをきっかけに大規模リフォーム

一戸建てで増築できる環境にあれば、これを機にテレワーク用のスペースを作ってしまうことも検討できるでしょう。

もちろん増築は簡単な工事ではありません。新しく作る場所はもちろんのこと既存の建物との兼ね合いで工事が広範囲におよびコストが予想以上にかかることもあります。法律や各種制度に沿った建物にしなければならないので、役所への届け出も必要です。

また、増築によって床面積が増えると固定資産税もアップします。増築後のコストも考えて実施するかどうか判断するようにしましょう。

自宅仕事を捗らせるひと工夫

テレワークの課題と言えば、やはり集中力をもって仕事に臨めるかどうかです。この集中力を高めるために欠かせないのがゾーニングという考え方です。

間仕切りを使ってスペースを区切るのは、空間を内側(ワークスペース)と外側(生活)とに切り分けるためです。そのため、専用スペースが作れない場合、たとえばリビングの机などで仕事をするときなどは、仕事の時だけ周囲に観葉植物を置くなどの方法も考えられます。

もっと簡単にできることとしては、床にテープを貼るだけといった方法もあります。大事なことは仕切りがあることを明示することです。卓上ライトを使ってそこだけ違う光にするといった方法も効果的です。

人によって集中できる環境は千差万別ですが、まずは自分にあった環境を探すところから始めてみるのもいいかもしれません。

鈴木玲
FP・住宅ローンアドバイザー

こんにちは。2級ファイナンシャルプランナーの鈴木です。

住宅関連の雑誌編集者を4年間、Webディレクターを10年間経験したのち、個人事業主となりました。独立によって様々な金融問題に直面したことから、ファイナンシャルプランナーの資格を取得しました。

税金や保険、資産運用など要点をまとめてわかりやすく情報提供していくことを心掛けて活動しています。 例:パートだから社会保険に加入したくない。【2020年の条件は?】

この記事に関するキーワード

あなたの家はいくら?
今すぐ一括査定

無料

オウチーノがおすすめする「HOME4U」では、 厳選した1,500社の優良企業から
相性の良い不動産会社を厳選して最大6社にまとめて査定依頼が可能です。

査定する物件の住所を入力
  • STEP
    1
  • STEP
    2
powered by
NTTデータグループ運営の
不動産一括査定サイト
HOME4U

不動産サービス