敷金・礼金って何?相場は何か月?値引きは可能?

敷金・礼金って何?相場は何か月?値引きは可能?

ひとり暮らしに憧れて、また、必要に迫られて賃貸生活を始める方もいるでしょう。初めて部屋を借りるときに知っておきたいのは、敷金と礼金。物件探しの中で、見たり聞いたりする敷金・礼金の基本から、話題になっている敷金ゼロ・礼金ゼロの説明まで、予測できるトラブルを避けていただけるように、過去にあった失敗例などを交えて紹介します。

敷金Xか月、礼金Xか月とは?

賃貸物件を店舗や雑誌などで探すと、敷金・礼金という言葉が目につくと思います。例えば、敷金2か月と書かれた物件は「賃料の2か月分を敷金として徴収する」という意味です。

敷金と礼金の違い

まず、敷金とは、入居者の退去時に修理などが生じたり、家賃を支払えなくなったりするときの費用に充てられます。関西方面では敷引ともいわれています。敷金は大家に預けるお金で、保証金のような意味合いを持ちます。そして、借りていた部屋を引っ越すときに原状回復費と呼ばれる「借りた状態に戻すための費用」を差し引いて返金してもらうことができます

次に、礼金ですが、これは純粋に家主への「お礼」として扱われます。諸説あり、「子どもを遠くに行かせる親が、大家に我が子を預けるような気持ちでお礼として支払った」、「戦後、東京を中心とした地域で住む場所が無いころ、家を貸してくれた人に感謝の気持ちでお金を包んだ」など、いずれにしても習慣のように続いてきたようです。お礼の気持ちで渡すため返金はありません。敷金は返金の可能性がありますが、礼金は戻ってこないお金だということを覚えておいてください。

敷金なし・礼金なしは、本当にお得か?

賃貸物件を探していると、敷金なし・礼金なしなどの文字を見ることがあります。ゼロゼロ物件や、ダブルゼロとも呼ばれてるケースもあります。敷金も礼金も無料なので話題になり、2005年以降から増え続けてきました。ひとり暮らしの賃貸生活は、何かと費用がかかりますから、少しでも節約したいですし、0円なのは嬉しい話です。

しかし、残念ながらトラブルにつながるケースも多いのです。敷金がゼロになると、退去時に部屋の修理代やクリーニング代などの原状回復費用を借りている人に請求することになります。しかし、退去後に連絡がとれなくなれば、取り立て不能の損害になるのです。そのため、貸す側の対応策として、部屋の修理代やクリーニング代を、別に請求する仕組みをつくるとことが多くなりました。

部屋を借りる場合に注意が必要なのは、別途生じる諸費用の内容です。定額であるのか、ケースバイケースなのか、契約前に必ず確認しておくべきです。また、悪質な業者も存在するという事実があります。一部でしょうが、ゼロゼロ物件だと集客しておいて、システム料金、会費など、あれこれ別名を付けて徴収したり、修理・クリーニング費用を実際よりも多く請求してくるケースもあるのです。くれぐれも、敷金トラブルに巻き込まれないように心がけたいものです。

敷金や礼金の相場は?

敷金は、新築物件や高級物件の場合で2か月になるケースもありますが、一般的には1か月が相場です。目的は原状回復の資金として使用されるのですが、ハウスクリーニングの相場は、1Kで2~3万円、2LDKで4~6万円、3LDKで5~8万円となります。家主としては、壁紙の破れなども含めて多めに徴収しておきたため、家賃によっては2か月や3か月となるケースもあるのです。

礼金は、新築物件であれば1~2か月徴収するケースがありますが、一般的には礼金なしか、もしくは1か月が相場です。また、もっとも値引き交渉がしやすいと言われています。夏場などの閑散期は、物件の動きが少なく、入居者も決まりづらいため、礼金1か月を礼金0.5か月に値引いてほしいなどの交渉は可能になります。

執筆
オウチーノニュース編集部

マイホーム購入のダンドリ、不動産売却にかかる費用、賃貸物件の探し方など、住まいの基礎知識から契約、税金といった専門的な内容までわかりやすく解説。宅地建物取引士や司法書士、税理士、FPなどの不動産・お金の専門家が、監修・執筆した記事を配信しています。
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