土地を買取で売るときの注意点は?メリット・デメリットを徹底検証

土地を買取で売るときの注意点は?メリット・デメリットを徹底検証

自らの土地を不動産会社へ直接売却することを、不動産会社による「買取」と言います。
買取には現金化が早いなどのメリットもありますが、市場取引よりも価格が下がるなどのデメリットもあります。

買取のメリット・デメリットを整理し、不動産会社が仲介して市場で売るときとの違いをはっきりさせておきましょう。

家の売却を考えて、この記事を読んでいる方は、不動産一括査定がおすすめです。下のフォームを入力すれば、 複数の会社の査定結果を比較 できるので、 高く・早く 売れる可能性が高まります。

  • STEP
    1
  • STEP
    2
  • STEP
    3
  • STEP
    4

powered by オウチーノ × HOME4U

1. 土地を買取で売却するメリット

土地を買取で売却するにはメリット・デメリットがあります。ここではメリット・デメリットのうちメリットとなる代表例を紹介します。

早期の土地売却が可能

買取のメリットの筆頭は早期に白黒つけられるところです。売却できるとなればそこから引き渡しまで1か月程度で進むこともあり、市場取引と比べたらかなり早く進められます。

市場取引のように、売れるか売れないかわからない期間がだらだら続くリスクは回避できるでしょう。

不整形地や古家、残置物があっても売却可能

個人が利用するには不向きな不整形地や古家となる建物、残置物があるような土地を仲介で売るのは大変です。

買取は土地の利用の仕方にいろいろな可能性があるので、土地に建物や残置物があっても、そのことが取引不成立の直接の原因とならずに済む場合があります。(ただし価格は相場よりも下げられます)。

土地の確定測量が不要

個人相手に土地を売却するときは確定測量が不可欠です。相続で取得した実家の土地などは確定測量がされていないことがあります。その場合、先に確定測量を済ませなければなりません。相手が不動産のプロの不動産業者の場合、確定測量されていない状態でも買い取ってくれる可能性があります。

仲介手数料がかからない

不動産業者との直接取引になるので、仲介手数料が発生しません。400万円を超える取り引きでは通常「売買価格×3%+6万円+消費税」の仲介手数料が相場です。このコストがゼロになるのは大きなメリットです。

引き渡し時期など柔軟な交渉が可能

個人で土地を買う人は、その土地の活用スケジュールがきっちり決められていることが多いです。そのため、引き渡し時期などでは買主の要望が通りがちですが、買取は比較的柔軟に対応してくれることが多いと言われています。

相続がらみで売却のタイミングに制限があるようなケースでは、買取のほうがスムーズに取引を進められるかもしれません。

周囲に知られずに売却可能

市場で売るときはどうしても広告活動をしなければならないので、周囲の人に土地を売りに出していることが分かってしまいます。買取ではそうした広告活動はないので、周りの人に知られずに売却までこぎつけることができます。

2. 土地を買取で売却するデメリット

土地を買取で売却するデメリット

土地を買取で売却するにはメリット・デメリットがあり、まず、そのメリットを説明しました。続いてメリット・デメリットのうちデメリットとなる代表例を紹介します。

売却価格が市場価格より低くなる

市場で売れる土地を買取で売ったら、その価格は市場で相場とされるものよりも3~4割ほど低い金額になると言われています。売却価格を一般的な相場価格でイメージしているなら、買取金額の低さに驚いてしまうことでしょう。

売却後の土地の使われ方は不明

買取する土地をどう使うかは買い手である不動産業者次第です。一般的な宅地としては不向きな土地の場合は、不動産業者が何らか手を加えて、使える土地にすることが考えられます。それが何になるのかは売却する段階では分かりません。

自宅の隣地や近所の土地を売却するときはこの点を注意しておかないと、売却を後悔することになりかねません。

3. 土地を買取で不動産業者に売却する流れ

土地を買取で業者へ売却する際の、スタートから引き渡しまでの流れを整理しましょう。

不動産業者に買取査定の相談・依頼

土地の買取を行っている不動産業者をピックアップし、査定を依頼しましょう。買取は相場の形成が難しく、査定額には偏りがある可能性があります。査定額が適切かどうかは、各社のものを比較し、判断しましょう。

不動産業者と売買契約を結ぶ

査定をして価格面や引き渡し時期などの条件が合致したら不動産業者と売買契約を結びます。売買契約のタイミングで手付金の一部を受け取ります。売買契約後に売却をご自身の都合で取りやめる場合は、手付金の返却ならびに手付金と同額の金銭提供や、違約金の支払いが発生しますので注意しましょう。

土地の引き渡し

引き渡しの期日は売買契約の時点で定められています。買取の場合は市場取引に比べて、この期間が短くできるメリットがあります。引き渡し時に残りのお金を受け取り、登記手続きをして所有権が移転します。売買によって利益を得たなら、翌年に確定申告を行います。

4. 土地の買取と市場での売却の比較と判断基準

土地の買取と市場での売却の比較

土地の買取は先に例示したようなメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットの多くは、買取と市場取引を比較した際のものです。ここでは買取または市場取引に向く土地とはどういうものかを説明します。

市場での売却向きの土地の条件

立地が良い

立地に優れた土地は様々な活用方法が考えられるため、市場で売却したほうが競争原理が働き、より高い値段で売れる可能性があります。

整形地

整形地は宅地利用を考えたときには好条件です。とりわけ住宅地のなかにある整形地であれば、市場で買い手を見つけることもそれほど難しくはないかもしれません。

売り急いでいない

土地の条件ではなく、売り手の状態によるものですが、売り急ぐ必要がないのであれば、じっくりと市場で買い手を探すこともできます。やがて買い手が現れたときに適正価格で売却できれば、急いで買取業者に売るよりも結果として良い取引となる可能性があります。

買取向きの土地の条件

不整形地

不整形地は個人で宅地として利用するのが難しいので敬遠されがちです。その場合、土地の利用、再開発等に長けた不動産業者が売却の相手先となる可能性が高くなります。

境界不明瞭・境界線はみ出し物がある

境界が不明瞭だったり、境界線はみ出し物がある土地は、売却前に境界の確定、はみ出し物の撤去等をしなければなりません。高額で売れる土地であれば費用を持ち出してこれらの作業をする意義がありますが、そうでない場合では、売れるかどうか分からないのに持ち出しばかりが増えてしまいます。

買取はこうした持ち出し費用を用意せずに取引が成立します。

周辺に嫌悪施設がある

風俗店や工場、火葬場や刑務所などが嫌悪施設として上げられることが多いです。こうした施設の近くは市場での買い手が見つからないことが考えられるため、買取が最後の手段となることも多いです。

共有名義である

土地の複数の所有者がいる共有名義の土地の全部を売るときは、所有者全員の同意が必要になります。そのため、ひとりでも反対があったらその人の共有持分がわずかであったとしても、その土地を売却することはできません。

これは買取でも同じことですが、買取の場合、自己が所有する共有持分の持分のみを取引の対象とすることがあります。自己持分の処分には、ほかの所有者の同意は必要ありません。

相続した土地など早く処分したい

スピード感を持って土地を売却したいなら、買取がベターです。引き渡し時期にも融通が利きやすい点も買取の特長として数えられます。

5.買取を選択するならその理由を明確に

買取は、市場で買い手が見つけづらい土地を売り切るための方法と考えるのが一般的です。市場より安くなることがデメリットと言いますが、そもそも市場で売れないのであれば、売れるだけよしとしなければならないのかもしれません。

反対に、市場で売れる土地をあえて買取で手放すなら、明確な理由が必要です。相場に対して買取価格が極端に下がっていない、現金化までのスピード感がある、物件の瑕疵に対する責任を負わなくてよい。こういった点にフォーカスするなら、あえて買取を選ぶことも合理的と言えるでしょう。

あなたの家はいくら?
今すぐ一括査定
無料

不動産を売るならまずは一括査定!
一度に複数の査定結果を比較できるので、より高く売れる可能性が高まります。

査定する物件の住所を入力
  • STEP
    1
  • STEP
    2
  • STEP
    3
  • STEP
    4

powered by オウチーノ × HOME4U

執筆
オウチーノニュース編集部

マイホーム購入のダンドリ、不動産売却にかかる費用、賃貸物件の探し方など、住まいの基礎知識から契約、税金といった専門的な内容までわかりやすく解説。宅地建物取引士や司法書士、税理士、FPなどの不動産・お金の専門家が、監修・執筆した記事を配信しています。
コンテンツポリシー

この記事に関するキーワード

あなたの家はいくら?
今すぐ一括査定
無料

不動産を売るならまずは一括査定!
一度に複数の査定結果を比較できるので、より高く売れる可能性が高まります。

査定する物件の住所を入力
  • STEP
    1
  • STEP
    2
  • STEP
    3
  • STEP
    4

powered by オウチーノ × HOME4U

不動産サービス