品川区で4490万円の駅近マンションが全く売れず…売り方を間違えたせいで…

家を売るとき、よくあるお悩みです。住宅ローンの二重払いを防ぐためには、売却を先に済ませた方が安心…と思う方は多いでしょう。
しかし、そのやり方は大変な上、損をしてしまう恐れがあります。売却活動と引っ越しのタイミングは重要です。
では、いつ売却するのがよいのでしょうか?
この記事では、100万円もの値下げと長期化、二重のローン支払いという結果になってしまった品川区のマンション売却の事例から、住み替え時の売却タイミングについて解説します!
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目次
1.住み替えの売却にはコツがあるって本当?
2.築浅駅チカのマンション
3.住みながら売却をおすすめしない理由
4.まとめ 住み替え時のマンション売却を成功させるために
1.住み替えの売却にはコツがあるって本当?
今回は、住みながら売却を選択した結果、無駄に100万も値引きをすることになった品川区のマンションを例に解説します。
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2.築浅駅チカのマンション
今回取り上げるのは、新馬場駅から徒歩5分以内、人気の大井町駅も徒歩15分以内にある約60㎡・2LDKの物件です。
再開発著しい大井町駅、イトーヨーカドーや阪急、ヤマダ電機などの量販店はもちろんですが、個人経営の飲食店も多く立ち並んでいます。 大井町駅もJRや東急大井町線、りんかい線が乗り入れる便利な駅ですが、隣の品川駅は新幹線駅であり、利便性には非常に優れています。
売出価格は強気の4490万円。 新築時の価格から上乗せして売り出すことにしました。
この物件、築浅駅チカという好条件のため、難なく売却成功かと売り主のSさんも目論んでいたのですが…
毎週末の内覧対応、しかし決まらず…
内覧したいという申し込みは頻繁に入りました。特に週末は中々外出ができないくらいの人気だったそう。
内覧のたび、Sさんは部屋を必死に片付け、お客さんを応対していたそうです。 しかし、その苦労は実を結ぶことはなく、一向に「買いたい!」という方は現れなかったそうです。
そうこうしている内、次の新居への引っ越し、そしてローンの支払いが迫ってくることになりました。 二重でローン支払いするのは厳しく、やむなく100万円の値下げに踏み切りました…が、特に効果はなく引っ越しの日を迎えることになってしまいました。ローンももちろん二重です。
引っ越し後、拍子抜けするほどあっさりと成約!
無事引っ越しを終え、大掃除でピカピカにした我が家の鍵を不動産会社に託しました。
内覧申し込みが入った旨の連絡は都度もらいますが、対応する必要もなくなりました。ほどなくして購入の申込みが入り、Sさんは売却活動を終えることが出来ました。 ダブルローンの長期化を心配していましたが、引っ越し後は非常にスムーズに物事が進んだように感じられます。
「売れてよかった」と胸をなでおろすSさんですが…
残念なことに、「内覧対応も値引きも必要なかった」とプロはバッサリ。 どういうことでしょうか?
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3.住みながら売却をおすすめしない理由
住みながら?それとも空き家にしてから?
二重ローンを恐れて「住みながら売却」を選択したSさんですが、冷静に貯蓄や収入を確認して「本当に耐えられないのか」は確認するべきでした。
お客さんは色んな物件を見ているはずです、モデルルームが併設された新築マンションも実はライバルです。 「ただ見てもらう」のが内覧ではなく、物件を気に入ってもらい、お客さんの背中を押すのが内覧の目的です。荷物や匂いの残る部屋で、それは可能でしょうか?
よほどインテリアに自信があるなら別ですが、基本的には空室にした方が好印象でしょう。 家具の配置や相性を検討するにしても、他人の家具が置いてあるとやりにくいものです。
内覧対応は大変
お客さんのモチベーションを下げるだけでなく、住みながら売却は売り主も大変です。 内覧はいつ申し込みがあるかも分かりません。「今から1時間後空いてますか」と聞かれることも。
もちろん断るのも自由ですが、少しでも早く売りたいと思ってるときは中々難しいと思います。
その点、空き家にした場合は不動産会社に鍵を預ければOKです。 在宅する必要も、お掃除の必要もありません。売却活動の負担感は皆さん見落としがちです。
やむを得ず住みながら売却する場合
「空き家にしてから売却」をおすすめしてきましたが、資金計画や家族の事情で「住みながら売却」となることもあるでしょう。 その場合も、引っ越しが迫ってきたから焦って値下げ、だけは避けるようにしてください。
ここまで説明してきたとおり、空き家にした後は内覧も入りやすく、お客さんにも好印象となり、成約の可能性が高まります。 このタイミングで値下げする必要はなく、高額売却を目指すべきでしょう。
また、引っ越し直前はダンボールが積み上がったりして、部屋の印象は悪いものです。 「住みながら売却」するのであれば、引越し準備の前には成約するように頑張りましょう。
なお、住替えの場合は「つなぎ融資」を利用することで「空き家にしてから売却」することが可能になります。 あまり不動産会社から紹介されることはありませんが、ぜひ一度検討してみてください。
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4.まとめ 住み替え時のマンション売却を成功させるために
今回は、品川区のマンションの売却事例から、住み替え時の売り方について解説しました。ぜひこの記事を参考にして、あなたの家の売却を成功させてください。
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