埼玉県の住みやすい街まとめ【子育てファミリー編】

これから首都圏でマンションや戸建ての購入を検討されている家族にお届けする「埼玉の住みやすい街」レポート。
もともと埼玉県に土地勘のある方はだいたいどの街や駅が住みやすいか、治安がいいかなどはわかると思います。しかし、埼玉県に土地勘がないファミリーだと利便性や治安、周辺環境に自治体の子育て支援事情が気になりますよね。
ここでは、埼玉県内にある各駅を中心に日々の生活で必要なスーパーでの買い物や日用品が買えるお店。そして子どもたちが通うことになる学校。いざという時に知っておくと安心の病院などの情報をまとめてみました。
都心の不動産価格が高騰している中で、注目が集まってる城北と埼玉エリア。“ダ埼玉”なんてもう遠い昔の話、住みたい街が見つかったら次は周辺に何があるのかここでチェックしてみましょう。
※埼玉県にお住まいの方はこちらもチェック
埼玉県の不動産売却相場
埼玉県は広い!東京に近い街から不動産価格が高騰中
埼玉県の県庁所在地はさいたま市浦和区(最寄り駅:浦和)です。
埼玉県内の政令指定都市はさいたま市のみですが、法定人口20万人以上の中核市は川越市、越谷市、川口市(平成30年4月に中核市へ移行)の3市です。
政令指定都市:政令で指定する人口50万以上の市のこと。日本の都市制度の一つで、大都市に該当する
交通の利便性から、東京から近いJR京浜東北線沿線の川口市はマンション供給も増え人口も増えていることから平成30年4月に中核市へ移行しました。
都心の新築マンションは手が出せなくても今なら埼玉県ということで都心と比べればまだまだ購入できる範囲のようです。
とくに通勤にも有利な東京よりの埼玉県南部(さいたま市・蕨市・戸田市・川口市・和光市)はじわじわと不動産価格は上がっているようです。
一方で、大宮より北にあたる上尾市や熊谷市方面は利便性からみるとやや不利ですが、不動産価格や広さや戸建てにこだわるのであれば狙い目のエリアでもあります。
かなり余談ですが、さいたま市の正式なひらがなの「さ」は2画目と3画目が繋がっている2画が正式です。
また、NHKブラタモリでも触れられた大宮台地は地震にも強いというウワサもあり、マンション販売のセールストークになっているところもあるようです。
▲埼玉県庁(さいたま市浦和区)
平成の大合併でモメたらしい埼玉県庁のさいたま新都心(さいたま市中央区)への移転話など含め、大宮と浦和は仲が悪いという話もありましたが、今ではプロサッカーJリーグ(浦和レッズと大宮アルディージャ)含め耳にすることはなくなりました。
鉄道マニアも埼玉県民も大好きな京浜東北線!
▲さいたま新都心駅(さいたま市中央区)
埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅から神奈川県横浜市の横浜駅とその先の根岸線までを走る京浜東北線。
平日や土日祝日は快速電車となり都内の一部駅は通過します。昔は神田駅も通過していたのですが、いつの間には快速が停車するようになっていました。
京浜東北線沿線の魅力はやはり人気の街を経由するという点です。埼玉県内では大宮・浦和・川口、都内では上野、秋葉原、東京、神奈川県内は川崎、横浜、桜木町とお出掛けにも通勤にも便利です。
⇒「大宮」
⇒「さいたま新都心」
⇒「与野」
⇒「北浦和」
⇒「浦和」
⇒「南浦和」
⇒「蕨」
⇒「西川口」
⇒「川口」
埼玉と千葉の友好の架け橋?意外と便利なJR武蔵野線
南北に横断する電車がJR京浜東北線なら東西に横断するのがJR武蔵野線です。
千葉県の船橋方面と東京都の府中本町を結んでいます。本数は少ないですが八王子駅・新習志野駅と大宮駅を乗り換えなしで運行もしています。
埼玉県内の朝の時間帯は、乗り換えができる南浦和駅(JR京浜東北線)と武蔵浦和駅(JR埼京線)は非常に混雑しています。
⇒「南越谷(新越谷)」
⇒「越谷レイクタウン」
⇒「新三郷」
近未来的な都市開発が進むつくばエクスプレス
東京・秋葉原と茨城県つくばを結ぶつくばエクスプレス(略称:TX)。
開業当時から運賃が高い!というウワサだけ知っている人や、まだ乗車した事がない!という人も多いみたいです。
都心の不動産価格が高騰しているので、つくばエクスプレス各駅周辺の再開発は急ピッチで進められています。住みやすさや子育て環境が整うと秋葉原・浅草・北千住・つくばという駅を結んでいるので注目度はもっとあがりそうです。
電車遅延さえなければ便利なJR高崎線
上野東京ラインが開通してもっと便利になった高崎線。
上り方面では大宮・浦和・赤羽を経由して湘南新宿ラインで池袋・新宿方面へ、また上野東京ラインで上野・東京・川崎方面に向かうことができます。グリーン車に乗って小田原や伊東方面に向かう機会もあるかもしれません。
ただし、乗り過ごしてしまうと大変なことになりそうな距離を運行しているのでとくに帰宅時は終電時間等を意識する必要がありそうです。
⇒「鴻巣」
りんかい線直通が何気に便利な埼京線
電車内犯罪などであまり印象が良くない埼京線。
また、強風や遅延があると川越やりんかい線への直通運転が中止されることでも有名な沿線です。
しかし、こういった懸念がない通常運行時は池袋・新宿・渋谷へ直通。しかも夏休みや年末のイベント「コミックマーケット」開催時には国際展示場まで乗り換えなしで行ける電車ということで注目されるときもあります。
お台場や横浜方面へ乗り換えなし!利便性が良すぎる東武東上線
昔は東武東上線は池袋と東京メトロ有楽町線への乗り入れだけでしたが、大きく状況が変わりました。 下りは朝霞台・和光市・池袋方面のほかに、有楽町線の新木場方面、副都心線の渋谷方面、東急東横線の横浜方面。そして、みなとみらい線の元町・中華街方面と通勤や通学、お出掛けに便利な沿線になりました。
⇒「志木」
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