勉強以外の経験も大切!?親子で一緒できる「中学受験に役立つ」3つのこと

勉強以外の経験も大切!?親子で一緒できる「中学受験に役立つ」3つのこと

こんにちは、元低学年指導専任塾教師のnammmyです。

いざ中学受験を始めようと思った時に、膨大な勉強量に過密スケジュール、難しい勉強内容に親子ともに頭を抱えてしまうこともあるのではないでしょうか。

しかし、中学受験準備は勉強だけではなく、身近なところにも受験につながる経験が溢れています。

小さな頃からの経験はもちろん、勉強の息抜きにもぴったりです。
今回は、受験に役立ち・さらには勉強の息抜きもなる「経験」を3つ紹介したいと思います。

料理のお手伝い

料理の手伝いは算数、社会、理科の勉強をすることができます。 食材の買い出しの際には親子で産地や旬に注目してみましょう。中学受験の暗記量は膨大なものですが、日々の買い出しの中でこれらが自然と身に付いていると大きな武器になります。子どもを連れての買い物は何かと面倒なことも多いですが、できたら一緒に日々のお買い物に行くのがベストです。

次に料理の手伝いでは算数と理科の勉強ができます。 調味料の軽量では算数の単位で躓く子の多い「かさ」を学ぶことができます。 長さと違い「かさ」は日常生活の中であまり馴染みがないため、習得するのが難しい子が多くいます。お醤油5cc(ml)や、牛乳1Lなど。軽量したり、実際に量を見ることで具体的なイメージがわくようになります。

同じく軽量ですが、はかりを手伝ってもらうのもおすすめです。こちらはデジタルタイプではなくアナログのものを使いましょう。最近の子ども達はデジタル世代のため、算数のはかりの単元が苦手でイメージがわかない子どもが多くいます。日頃の経験は必ず勉強に生きてくるので、日頃お料理をするおうちの方には煩わしいかもしれませんが、アナログタイプのはかりをおすすめします。

料理ではありませんが、時計も家庭にあるもののうち一つは秒針、分針、時針が3本あり、目盛りがしっかりと見えるものを用意するのも大切です。

次に、一緒に料理をしてみましょう。 例えば、お味噌汁を作る工程には理科と算数の勉強をすることができます。 豆腐を切ってもらうと、立体の断面の勉強ができます。賽の目に切る必要はありません。斜めに切ってみたり、横から切ってみたり、ここから包丁を入れると断面はどのような形になるかと注目しながら行うといいでしょう。立体の勉強は紙面上で学習しても、なかなか具体的なイメージが沸きにくく、図形の単元でつまずく子の多いポイントです。その単元でつまずいてしまったら、豆腐で実験してみるのがおすすめです。

次に、お味噌汁が沸騰しないようにお鍋を見ててもらいましょう。そうするとよく見るとお味噌が下から上にかけて流れがあるのが見てとれると思います。これは理科の学習の「対流」で、温まったものが上に上がっていく状態を観察することができます。

一緒にニュースを見る

中学受験にはその年のトレンドがあり、大体はその年話題になったことから狙われます。
例えば2019年を例にとってみると、時代が令和に変わり、天皇の世代交代があったため、元号や天皇制に関することが狙われると予想されます。また、参議院議員通常選挙もあったため、選挙制のことも狙われることが予想されます。

このようにある程度予想をたて、勉強することが大切です。受験学年の年だけでなく、数年前から親が時事ネタについてアンテナをはり、子どもが興味を引くようにわかりやすく伝えたり、見聞きする機会を増やすだけで受験ではその力が発揮されます。

子ども新聞を購読して、気になる記事を一つピックアップして、その記事について感想や思ったことを書く新聞学習もおすすめです。社会の時事ネタだけでなく、国語の表現力や想像力、読解力も養うことができます。

子どもとお出かけ

日々のお出かけの中にはたくさんの勉強のヒントがあります。
例えば小さい子どもであれば公園の砂遊びがおすすめです。ペットボトルに砂利とお水を入れて振ってみて砂の粒の様子を観察することは理科の勉強につながります。

手をつないで外を歩いているだけでも、時間帯によって影の長さが違ったり、木々の様子から季節の移ろいを観察することができます。

また、博物館等もおすすめです。紙面上でみるだけでなく、実際のものを見ることによって子どもの興味が刺激され、意欲的な学習につながります。

また旅行もおすすめです。その地の地のものを食べることによって、なぜその地域ではその食べ物が古くから愛されているのか学ぶのも良いです。旅行に行った際にはその地域独特の建築様式にも注目してみてください。雪国の信号機や屋根、海の近くの防砂林など、テキストで学習するだけでなく、実際にその地に行ってみてなぜそれらが必要なのか体感することにより、より学習した内容に深みがでます。単語を聞かれるだけでなく、なぜそれらが必要なのが文章で問われる場合もあるので、経験しているとより有利になります。

まとめ

中学受験は親子ともに体力・精神力が試されるものです。親子で煮詰まってしまう日もたまにはあるかもしれませんが、お手伝いやお出かけは受験勉強の良い気分転換にもなります。

中学受験はまだ先だというご家庭も、小さな頃からの豊かな経験は受験の勉強をする際には必ず役に立つ日が来るでしょう。

nammmy
幼稚園教諭(元塾講師)

大学で児童学を専攻、新卒で低学年専門教諭として塾に勤務。結婚を機に幼稚園教諭に転職。 今は1歳と3歳の2児の男の子ママとして育児の傍ら、ライターをしています。